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書籍名:「全国学力テスト その功罪を問う」
著者名:志水宏吉(しみずこうきち)
出版社:岩波書店
2009年1月9日第1刷
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紙幅の都合上、データは少なめ。学力格差問題は、都市と田舎の学力格差の問題から、生活環境の安定した地域と不安定な地域の学力格差問題へ。教師を競争させても問題は解決しないのではないか、成績のいい学校に更に資金を与えるのではなく「しんどい学校」にこそ資金・人員を送り込むべきではないか、と問うている。
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本書によると、全国学力テストの実施を正当化する論理は、概ね4つあるらしい。
(1)実態把握
全国の学力水準・格差の実態を把握し、成果と課題を取り出す。
(2)教育評価
子供たちの学習の進歩を捉え、指導の改善に役立てる。
(3)説明責任
教育成果の中心的なものである学力の状況を、市民の目に見える形で伝える。
(4)競争主義
テスト結果をめぐる競争によって、全体の学力向上を図る。
競争主義的・新自由主義的な発想によって公立学校選択制を導入するのでなければ、毎年毎年、全員参加の学力テストを行う理由は無さそう。10年に1度、という意見に賛成。
書籍名:「NY(ニューヨーク) ブックピープル物語 ベストセラーたちと私の4000日」
著者:浅川港
発行:NTT出版
2007年(平成19年)5月24日初版第1刷
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この本を読んで、アメリカの出版業界の雰囲気を知ることができた。
本書には、出版社と著者の間に入るエージェントの役割がどのようなものなのか、詳しく書かれている。また、新聞雑誌の書評欄や書評専門の書評誌等を利用した広告についての話も参考になった。
アメリカの出版社は、書籍発売の半年前から、書評用の仮製本を書評家、書評専門誌、新聞、雑誌、書店等に送付しなくてはならないらしい。書評や記事として取り上げてもらって、認知度を高めることが目的のようだ。
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日本でも、出版前の書籍を配って、書評執筆と宣伝を依頼することは昔からあったであろうが、書籍の配布先はアメリカほど広範囲ではなかったはず。ところが、最近はインターネットによって「注目」が分散している所為か、書籍の配布先が「一般人」にまで広がってきている。
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AmazonVineは、米国の仮製本配布・書評システムのインターネット版と言える。
日本においてAmazonVineが書籍宣伝の面であまり上手く機能していないのは、日本の出版社がアメリカ型の書評システムに慣れていないからかもしれない。
「真樹日佐夫の百花繚乱交遊録」では、有名人百人との交遊の思い出が語られている。一人につき三〜四頁。本書の目次に倣って、登場人物全員を以下に挙げる。