新聞・テレビ・ネットなどを見る。
試供品をタダであげるからAmazonにレビューを投稿してくれ、というメールが来た。Amazonで商品を購入し、「Amazonで購入」の印のあるレビューを投稿し、ペイパル経由で商品代金の返金を受けるという仕組み。
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From: JP <○○○○○○@163.com>
To: ○○○@○mail.com
Subject: 無料にマフラー とナイトブラをテストいたします。
Date: (日付時刻)
お世話になっております。
今、弊店はマフラーとナイトブラがあります。
マフラー:冷房対策、防寒、通勤、通学、結婚式、四季通用。
ナイトブラ:夜用、スポーツ、日常用、ヨガ、育乳
以下、写真を送ったいただき、もし興味があれば、ご遠慮なく連絡してください。レビュー後、すぐに返金いたします。paypal返金の計算方法:(商品価格+40)/ 0.959=振替の金額
決して偽レビュー要請ではありませんので、ご安心くださいませ。
折り返すのご返答をお待ちしております。
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上の画像は2枚ともメールに添付されていたもの。アマゾンでこの画像の商品を見つけたら注意。
このようなPaypal返金方式のステマ・レビューでは、製品に缺陥があっても正直に低評価をつけたりしない。返金してもらえなくなると、色々と面倒だから。商品に缺陥があった旨をアマゾンに伝え、返品し、アマゾンから返金を受けなければならないが、これは結構時間がかかる。
アマゾンは、シナ系業者のレビュー工作を取り締まる気はないのかもしれない。商品の検索結果がレビュー工作によって汚染され、大きな企業が「スポンサープロダクト表示」や「Vine先取りProgram」の力を借りて検索結果を正そうとすると、Amazonの利益は増えるだろう。
中華レビューによって消費者は被害を受けているが、Amazonはどうだろうか。ゴミが売れてもマトモな製品が売れても、アマゾンは潤う。アマゾンの代わりになるサイトもまだない。ヨドバシには頑張ってもらいたいが、アマゾンでしか売ってないものが沢山ある。
アマゾンが消費者の意見を気にしなければいけないような状況が生まれれば良いのだが。