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17復号

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【駄作】86 エイティシックス【つまらない】

電撃文庫の「86―エイティシックス」を読んだ。
つまらなかった。
読み進めるのが苦痛だった。

・特別な用語が多くて読みにくい。
・史実のような怖さが無い。
・魅力のあるキャラクターがいない。
・キャラクターに個性が無い。
・会話や雰囲気にリアリティが無い。
・設定に穴がある。(兵士の1年の生存率が0.1%なのに9年も戦線を支えられた。)
・説明的な文章や戦闘描写が多く、なかなか物語が進まない。
・戦闘描写は肝心なところが曖昧。
・周りの人間の知能を下げて主人公らの頭を良く見せる手法。

★主人公側が強すぎる

弱い機体に乗っているのにやたら強い。
なぜそんなに強いのか、読んでいて理解できない。

アマゾンに参考になるレビューがあった。
説明(設定)にそもそも矛盾があるようだ。

https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/RJA5A94RT624M/

...
...
...
そこで自軍の兵装である“<ジャガーノート>”と敵である“<レギオン>”の性能を確認しておきましょう

まずは<ジャガーノート>

(p83) 
“<ジャガーノート>は、どうしようもない駄作機だ。重機関銃弾にもぶちぬかれる薄っぺらなアルミ合金装甲に、履帯式戦車よりはマシという程度の機動性能” 

(p83~84) 
“脆弱な<ジャガーノート>は、小火器装備の斥候型はともかく近接猟兵型や戦車型とは正面からやり合っても勝てない。複数機で連携し、低い機動力を地形や遮蔽でカバーしながら、装甲の薄い側面や後方に回り込んで狙うのが常道”

※我々の感覚で言えば 
装甲車両といった感じでしょうか 
かなり駄目駄目なことが判りました 
対する<レギオン>はどうでしょうか? 

(p81) 
“最軽量の斥候型でさえ10トンを超えるとはとても思えぬ、骨の擦れるようなささやかな駆動音とほぼ無音の足音”

(p85) 
“ビルの壁面を垂直に駆け登る驚異的な機動で上方からの奇襲をかけるはずだった近接猟兵型” 

(p86) 
“後方に展開された一五五ミリ自走砲型<レギオン>、長距離砲兵型の砲支援だ。支援コンピュータが弾道を逆算、発射位置を東北東三〇キロ付近と特定”

(p89) 
“業を煮やしたように、戦車型が機体ごと向きなおる。爆発じみた速度で跳びだし、それ自体凶器のような八脚で地面を蹴りつけて猛進、接近する敵機を真っ向から迎え撃つ。 鋼の総身の仮借ない重量を驀進させながら足音は皆無、静止状態から一瞬で最高速度に達し、瞬く間に〈アンダーテイカー〉の眼前に迫る。強力なショックアブソーバーと高性能のリニアアクチュエータがもたらす、理不尽なまでの運動性能。八脚を溜め跳躍した。踏みつぶす気だ。”

※我々の技術では及びもつかないような未来兵器です 

どう考えても9倍もの相手と戦えば必死
ところがアンダーテイカーは一人だけ生き残りました 
ありえねー

ここで別の戦闘におけるアンダーテイカーの戦いぶりを見てみましょう 

(p89)
“瞬間、〈アンダーテイカー〉が跳んだ。
 戦車型の突撃を横っ跳びに回避し、空中で向きを変えると着地と同時に再跳躍。戦車型に取り付くや脚部関節を足場に瞬く間に砲塔上面に駆け登り、前脚を広げた極端な前傾姿勢でガンマウントアームの主砲を鋼色の装甲に突き付ける。”

(p90) 
“黒煙を噴いて類れる戦車型から飛び降りた時には、〈アンダーテイカー〉は二機目の戦車型に狙いを定めている。弾幕を小刻みに左右に跳躍することでかいくぐって近接し、脚部に斬撃――格闘アームの選択兵装だがシン以外に装備している奴を見たことのない、強力だが非常に間合の狭い高周波ブレードの一閃。傾いた二機目の上面に砲撃を喰らわせ、沈黙したそいつを盾に三機目の砲撃を防ぐ。爆炎が戦車型の貧弱なセンサを塗り潰した隙に手近の高架にワイヤーアンカーを撃ちこんで高速上昇、敵機を見失って砲口を彷徨わせる三機目の砲塔に飛び降りて零距離射撃を叩きこむ。
『つ……』
 ハンドラーが絶句しているのが、同調の向こうに感じ取れた。このアルミの棺桶の開発者が見れば腰を抜かすか泡吹いて失神するだろう、神業そのものの機動にライデンは目を細める。<ジャガーノート>は本来、こんな戦闘を行う想定で作られていない。火力も装甲も機動力も足りないまま突貫作業で作られた、撃てればいいだけの自殺兵器だ。たった一機で戦車型を、それも続けざまに何機も撃破していくなどありえない。”

※おいおい 
“履帯式戦車よりはマシという程度の機動性能”しかないんじゃなかったのか? 
ありえねー

初っ端アンダーテイカーが参加した戦闘は
部隊の全滅によって終わりましたが 
一戦隊の一戦闘だけを見ても 
戦争全体は見えないわけで 
ここで全体の流れを確認しておきましょう 

(p26~28) 
“九年前、共和暦三五八年。星暦二一三九年。
 共和国の東の隣国にして大陸北部の大国ギアーデ帝国は、周辺諸国全てに宣戦を布告。世界初となる完全自律無人戦闘機械<レギオン>部隊による侵攻を開始した。
 軍事大国ギアーデの圧倒的武力の前に、共和国正規軍はわずか半月で壊滅。”

(p20)
“開戦からわずか半月で国土の半分以上を放棄するまでに押し込まれた戦線を、九年たった今でも共和国は押し返せていないというのに。”

(p32) 
“半分以下に減った国土に、エイティシックスを除いてなお総人口の八割に上る人数を押し込んで”

(p36~37) 
“激戦の続く前線では損害はしばしば部隊を維持できない域に達し、ほとんど日常的に部隊の統合や再編、廃止と新設が行われている。レーナは経験したことはないしするつもりもないが、担当する部隊の全滅さえ、よくある話だ。”

※ボッコボコですね… 
ちなみに“エイティシックス”というのは 
八五個ある行政区の“外”ということで 
『コードギアス』における 
“イレブン”みたいなものです 
ようは有色人種のことを 
差別的にこのように呼んでいるわけです 

以上のように 
どうしようもない危機的状況にあるわけですが 
打開策はあるのでしょうか? 

(p21)
“王政時代の宮廷であるブランネージュ宮殿の一角、絢爛華麗な後期王政様式の国軍本部がレーナの行き先で、この宮殿か、行政区全体を囲む大要塞壁群〈グラン・ミュール〉が、共和国軍人全員の配属先だ。グラン・ミュールの外、要塞群から更に百キロ以上も離れた前線に配属される軍人はいない。前線で戦うのは無人機――<ジャガーノート>だけで、その指揮は国軍本部の管制室から。総勢十万余の<ジャガーノート>とその後方の対人・対戦車地雷原、自律式地対地迎撃砲で構成される防衛線は一度として破られたことはなく、当然グラン・ミュール配備の部隊も一度の戦闘も行ったことがない。その他の職務も兵姑に輸送、分析に作戦立案の書類仕事の類だから、今の共和国軍人に真の意味での戦闘職は一人もいない。”

(p38) 
“ハンドラーとて真面目に職務を果たす者ばかりではなく、管制室でテレビを見たりビデオゲームをしたり、そもそも管制室にいなかったり、酷い者では指示も情報も与えずプロセッサー達が死んでいく様を刺激的な映画のように楽しんだり、自隊の全滅までの日数を同僚と競ったりしている者もいるのは知っているが。というか真面目に指揮など執っている方が少数派という有様”

(p119) 
“レーナの手元にある地図はかつて国軍が年月と労力をかけて作成した詳細極まるものだが戦時下の現在、肝心の防衛拠点である前線基地には置かれていないのだという。代わりに使っているのは以前のスピアヘッド戦隊員が廃墟の何処かから引っぺがしてきた地図で、それに代々書き足しをして運用しているのだとか。(中略)そもそもレーナが段ボール箱の山から発掘するまで所在も不明という未管理の資料なのだ。コピーはもちろん紛失や盗難にあっても把握できないこんな有様で、機密も何もない。九年前の戦争序盤で正規軍将兵は後方要員に至るまで戦闘に駆り出されて壊滅してしまったため、資料も業務も正しく引き継ぎされておらず、そのまま所在不明となっている資料は多い。”

※もはやまともな軍人は全滅し 
現実逃避に明け暮れているわけです 
どんな戦い方をしたら 
こんな軍隊になってしまうのでしょう 
ありえねー

また エイティシックスはこんな現状で 
どうやって9年も戦ってきたのでしょう? 

(p56) 
“今年十六になるシンもプロセッサーの中では年長の部類” 

(p57) 
“この戦場で散った幾百万のエイティシックス” 

(p75) 
“自走地雷で吹っ飛んだクジョー。この戦隊を編成して二月、クジョーは三人目の戦死者だ。プロセッサーの損耗率は非常に高い。毎年十万人以上が入隊して、一年後まで生き残るのはそのうちの千人に満たない。それでも生身で肉薄攻撃をかける以外に手がなかった彼らの両親達に比べれば随分ましだ。旧式のロケットランチャーか爆薬を抱いて<レギオン>に突っ込むのが唯一の戦術だった当時の損耗率は、日に五割を超えることさえあったという。”

(p76) 
“プロセッサー達は各自の<ジャガーノート>に搭乗する。いずれも十代半ばから後半” 

(p79) 
“大多数のプロセッサーは、小隊名と数字を組み合わせた識別符号を作戦中使用する。それに当てはまらない名を使うのは、年間生存率0.1パーセント未満の戦場でその絶死の一年を生き延びた古参兵だけだ。” 

(p182) 
“『<レギオン>は今話したとおり、中央処理装置の崩壊による機能停止は見込めません。実際おれが感知している<レギオン>の総数は増えはしても減ってはいない。……では、エイティシックスは? あとどれだけ残っていますか?』
 レーナは、答えられなかった。知らないからだ。その統計を、共和国は取っていない。
 『おれ達の二、三歳下の者で最後、というところでしょう。強制収容以降エイティシックスは人口の再生産が出来ていませんし、収容当時乳幼児だった者は大半が死にましたから』
 収容当時成年に達していた者は、ほぼ全員が開戦後二年以内に死亡した”

(p227) 
“毎年何万人もの新兵が前線に送られて”

※あり得ない記述のオンパレードです
正規軍が壊滅して 
肉弾戦術をとっていた時代から 
どうやったら<ジャガーノート>まで 
復帰できるのでしょう? 
ありえねー

そもそも“毎年十万人以上が入隊して、一年後まで生き残るのはそのうちの千人に満たない。”と 
“年間生存率0.1パーセント未満”は 
明らかに矛盾します 
0.1パーセントなら十万人中百人ですよ 

全員が前線に行くわけではないとしたら 
逆にどうして千人にまで減ってしまうのか?

この0.1パーセントが1パーセントの間違いだったのなら 
一応整合性は取れますが 
最初の2年で20歳より上のエイティシックスは全滅しています 
そして16歳であるシンの3年下の世代しか残っていない 
よほどの事情がない限り 
世代間の構成比率が大きく変わるわけもありませんから 
9年前の年齢から大雑把に各年齢ごとの割合を出すと 
(見るからにおかしいですが…サービスサービス)
4~9歳・・・・・・14% 
10~19歳・・14% 
20~29歳・・14% 
30~39歳・・14% 
40~49歳・・14% 
50~59歳・・14% 
60~99歳・・14% 

最初の2年で20歳以上全員
つまり70%が死んでいます 
残り7年を残りの28%でやりくりしなければ
ならないわけですが 
“十万人以上が入隊して、一年後まで生き残るのはそのうちの千人” 
という状況ですし
正規軍が半月で壊滅 
2年で70%を消費 
軍事的エポックメイキング・パラダイムシフトもなし
エイティシックスはどう考えてもとっくに 
全滅してなけりゃおかしいです 
ありえねー

以上のように 
全編通してツッコみどころしかない作品で 
作者にもこの作品を評価してる人間にも聞きたいです 
「本当にこれで良いの?」
「ちゃんと考えて書いてるの?」
「ちゃんと考えて読んでるの?」

戦闘機を9年間も使い捨てにできるもおかしい。
共和国の面積は日本の関東くらいと書いてあるので、資源は限られているはず。

https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R2C52FZ8GWK16W

...
...
初めてラノベというものを読んだのですが、あまりにもボキャブラリーが少なく、覚えたばかりの言葉を無理に多用していて、読んでて大変苦痛です。
また、ミリタリー好きを自認されてはいますが、書かれている知識の大半がワールドタンクミュージアムの説明書に書いてある事ばかりで、ミリタリー好きの私から見れば、正直、勘弁して欲しいレベルでした。
敵が物量にモノを言わせて攻めてくるなら、一定のダメージを被ったら退却、なんて作戦はあり得ないでしょう。作者は縦深攻撃などという言葉すら知らないのではないかと勘繰ってしまいます。
色々な面で稚拙です。小説好き、ミリタリー好きにはオススメしません。

https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/RD47DE1104LY2

難しい言葉使ってる俺カッケー文章が好きになれない

「~で以て」「声音(こわね)」「嘆息」「双眸」の多用がイライラする。書いてる本人は難しい文章を書いてるつもりでいるんだろうが、これが数ページに一回、しかも台詞にまで入ってるのだからさすがにバカじゃねえかと思ってしまう。しかも単語ばかりやたら小難しい漢字のものを多用しているくせに、文章そのものは稚拙ときたものだから、滑稽なことこの上ない。頭のいいふりしてる人間の文章そのもの。

https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/RBCK6SRBJVNBE
下に引用したレビューの中の「アサト」は主人公の名前ではなく作者のペンネーム。

これはひどい

コードギアス亡国のアキトのほぼパクリに思えます。ナンバーズの迫害、無能な上司、亡霊の声が聞こえる、兄弟の対立、死ぬために戦う等数え挙げるときりがありません。おまけに設定やセリフまで同じものがありうんざりします。訴えられてもおかしくないレベルです。
ヒロインの名前レイラ → レーナ
主人公の名前 アキト → アサト さすがに似すぎ

文章表現も誤字やおかしいところが10Pごとに一つあり読みにくいし気分がそがれました。心理描写が少なく登場人物に感情移入できないのに、次々と死んでいくので物語が淡々と進んでいく印象を持ちます。

戦闘に関しては上の方も書かれている通りシュヴァルツェスマーケンに似ています。序盤の戦闘はあっさりとしており、どう戦っているのか動いているのかわかりにくいです。

つらつらと批評を書きましたが、とにかくコードギアス亡国のアキトやシュヴァルツェスマーケンのプロットを盗みより残酷で絶望的にした話だと感じます。

『コードギアス 亡国のアキト』と似ている点。

・差別された人間が数字で呼称されている(11と86)
・兄弟の戦い(主人公は兄に殺されかける)
・主人公は「死神」と呼ばれる
・主人公はある部隊の唯一の生き残り
・死んだ仲間の亡霊が見える
・強大な帝国と圧倒的に不利な共和国
・指揮官が女性(ヒロイン)で、差別された人間が戦闘をする
・差別された人間で部隊編成(wZEROとスピアヘッド)
・ヒロインの設定が似ていてる。(レイラとレーナ、最初は少佐で上官、迫害について悩んでいる)
・主人公の名前(異母兄がシンと愛称がシン)
・似ているシーンがある(ヒロインがパーティーで男を寄せ付けない格好をする)
・ヒロインの父親が亡くなっており上官は父と友人
・BRS(ブレインレイドシステム)と知覚同調
・4足歩行のロボット(アレクサンダーとジャガーノート)

Amazonの低評価レビューは参考になるものが多い。
検索エンジンで評判を調べてもステマやってるサイトばかり出てくる。

原作者だけでなく、イラストを描いてる人にも変な噂がある。

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