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「X Window ハンドブック」
オリバー・ジョーンズ著
西村亨監修
三浦明美・ドキュメントシステム翻訳
株式会社アスキーから出版
独学でX Windowシステムを学ぶにあたって、Oliver Jones氏の「X Window ハンドブック」が大いに役に立った。
X Window Systemには、「ピクスマップ」やら何やら、難しい概念が沢山ある。インターネットで調べて分からなかった言葉も、この本を読むと結構あっさりと理解できた。
「コンフィギュレーション」と「ジオメトリ」の関係や、「ピクスマップ」「フォーカス」「グラブ」「プロパティ」「SubstructureNotify」の意味・挙動を調べるのに、X Window ハンドブックを何度も取り出したものである。「セレクション」「カットバッファ」の説明も、Xコンソーシアムの規格書より分り易かった。
私はこの本を数百円で購入したが、最近Amazonを見たところ、値上がりしており、在庫は僅かだった。
このような優れた書籍の流通が途切れなければ良いのだが。