新聞・テレビ・ネットなどを見る。
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
有斐閣 S シリーズの商法I(2019年版)の感想。
初学者でも読みきれた。
・記述は簡潔だが、情報の密度は高い。
・削除済みの条文や旧い条文の頭に「旧」などの文字が無く、調べてみたら削除済みだったということが良くある。
・判例を紹介する際に判例百選の事件番号が書いてあって助かるが、2023年現在の最新の判例百選のものではなく、一つ前の百選を参照している。
・会社法への言及が多く、会社法の勉強にもなった。
--------------------
題名:「商法I 総則・商行為(第6版)」
著者:落合誠一・大塚龍児・山下友信
出版:有斐閣
2019年3月30日第6版第1刷
文章は平易でスラスラ読めるけれども、「これから説明する事柄は民法全体の中のどこに位置づけられるのか」みたいな前置きが長く、初心者にはわかりにくいところもある。
判例を紹介する時、判例百選に載っているものには百選の事件番号が付けてある。
調べるのが楽で良い。
内田貴の本に比べると、説明は詳しくない。
大村敦志の教科書は民法改正に対応している。
預証券、預り証券:あずかりしょうけん
受戻証券:うけもどししょうけん
恵庭事件:えにわじけん
貨物引換証:かぶつひきかえしょう
倉荷証券:くらにしょうけん
質入証券:しちいれしょうけん
場屋取引:じょうおくとりひき
相次運送:そうじうんそう
荷役:にやく、にえき
荷役業者:にえきぎょうしゃ
百里基地:ひゃくりきち
富喜丸事件:ふうきまるじけん
堀木訴訟:ほりきそしょう