新聞・テレビ・ネットなどを見る。
フェミ枠とは、組織内・部署内の女性比率を上げると何か良い事があるに違いない、という考えから創りだされた女性限定の採用枠である。
このフェミ枠を満たすために採用された女性は「比率の女」「数合わせの女」などと呼ばれる。
「比率の女」の扱いは難しい。採用・昇進の理由が数合わせなので、地位・役職の割に能力・人望は低くならざるを得ないけれども、フェミ枠が悪いのであって本人が悪いわけではないから。
「比率の女」は馬鹿にされる。しかし、優秀な女性が皆この汚名から逃がれようとすると、官公庁・大学等のフェミ枠は無能で埋まってしまう。
女性比率の高い企業は成長率も高い、ゆえに女性比率を高めれば成長率も高まる、という論法は狂っている。
有能な女性は、フェミ枠の所為で自分の能力が素直に評価されなくなっていることを嘆いている。
フェミ枠が不幸を作る。