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17復号

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【メモ】米国キャンパス「拝金」報告 - これは日本のモデルなのか?

宮田由紀夫の「米国キャンパス「拝金」報告 - これは日本のモデルなのか?」を読んだ。
おもしろかった。

以下は読書メモ。

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☆135〜137頁、縁故入学とアファーマティブ・アクション

・米国最高裁判事には、自身・子弟が縁故入学の恩恵を受けている人が多い。
・アファーマティブ・アクションが認められるのは大学に「入学者を決める裁量権」があるから。
・この裁量権によって縁故入学が可能になる。
・縁故入学を守るためにアファーマティブ・アクションを維持せざるを得ない。
・アファーマティブ・アクションが否定された州では、州立大学で縁故入学が廃止された。

☆139〜140頁、スポーツ推薦を利用した縁故入学。(金のかかるスポーツは金持ちにしかできない。)

☆アドミッション・ポリシーの現実

・日本の不人気大学のアドミッション・ポリシーは「来る者は拒まず」である。

☆193〜194頁、大学と特許

・大学の研究に税金が使われている。
・大学の研究成果は外国人・外国企業でも利用できる。
・研究の果実を自国に留めるには、研究成果を特許にして自国企業に移転するしかない。

☆217頁、米国大学の「利益相反事件簿」

・スポンサーによる研究結果発表の制限。(臨床試験の結果公表を妨碍。)
・教員が作った企業のライバル企業の情報を報告させるような宿題を生徒に出す。

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著者:宮田由紀夫
題名:「米国キャンパス「拝金」報告 - これは日本のモデルなのか?」
出版:中央公論新社
2012年3月10日発行


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コメント

1. 無題

グローバル化によって、大学への税金投入に限らず公共事業全般で、自国民だけでお金を回すのが難しくなった。

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