新聞・テレビ・ネットなどを見る。
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
菊池正典の「半導体産業のすべて」を読んだ。
結構難しい本だったが、いろいろ勉強になった。
☆日米半導体協定について
27頁より、
〜〜
まず第一に、1985年に日米の政府間協議が始まり1986年に締結された「日米半導体協定」があります。
10年間続いた協定の内容は、日本に対する言いがかりとも取れる内容を含んでいました。たとえば、DRAMで日本が圧倒的シェアを占めているのは、「ダンピングによる安売りをしているのでは?」との疑いから、「価格は米国政府が決める」という、とんでもない取り決めでした。
この結果、日本の企業現場では何が起きたか? 両国政府が日本の半導体メーカーに対し、半導体製品のコストデータの提出を求めました。いわゆるFMV(Fair Market Value 公正市場価格)を算出するためという名目でしたが、筆者たちは一日の終業後に、「該当するDRAMにどのくらいの時間をかけたか」という報告義務を課されることになりました。
しかし、半導体工場では異なる製品が同じラインで製造されていましたので、製品ごとの装置、材料、人件費などの割合(賦課率)を算出しなければなりません。
もうひとつ、協定には「日本市場に占める外国製半導体の比率を、それまでの10%前後から倍増の20%にしなければならない」という、購買義務まで含まれていました。
このような不平等協定を飲まざるを得なかった日本の半導体業界の直接的ダメージはもちろん、このときのトラウマがその後の日本政府の半導体業界に対する政策に大きなマイナスの影響を与えました。
いっぽう、韓国、台湾、さらに近年では中国が、それぞれの政府による手厚い庇護のもと、半導体産業を大きく伸ばしたのとは対照的な状況が生まれたのです。〜〜
〜〜
---------------
題名:「半導体産業のすべて 世界の先端企業から日本メーカーの展望まで」
著者:菊池正典
出版:ダイヤモンド社
令和5年2月28日第1刷
暁なつめの「この素晴らしい世界に祝福を!」1巻〜17巻を一気に読んだ。
面白かった。
よくある異世界物だが、キャラクターの掛け合いが良かった。
登場人物の多くがダメ人間で、個性があって良い。
文章は、変に凝ったものではなく、スラスラ読める。
描写過剰でない。
====================
Web版とは色々違う。
Web版の方がカズマのセクハラが多い。
エピソードの数は文庫版の方が多い。(当然、文章量も長い。)
アクアの頭のおかしさはWeb版の方が上。
序盤から飛ばしている。(文庫版より面白い。)
Web版では、めぐみんは「黒髪を腰まで伸ばし前髪をぱっつんと切り揃えた」17歳か18歳くらいの娘。
「人混みから、スッと一人の少女が前に出た。
前髪を綺麗にぱっつんと切り揃え、長く綺麗な黒髪を背中に垂らし。
今日は、黒いワンピース姿のめぐみんは、そのまま堂々と胸を張り、…」(第3部の第8話)
クリスの性格も違う。
Web版では、ダクネスを大切にしていて、好戦的な感じ。
少しアホっぽい。
文庫版より登場シーンが多く、屋敷によく居る。(冬。)
Web版だと、リッチーのウィズも少し頭が悪い。
カズマがウィズから教わるスキルも違う。
カズマとミツルギの戦いが違う。
原作(Web版)の方が戦闘描写が詳しく、使用するスキルも違う。
ウィズから教わった、文庫版には無い状態異常スキルで戦う。
ミツルギは強制的に「レベル」を下げられる。(終盤への伏線になる。)
原作(Web版)では、スキルは覚えたら覚えっぱなしではなく、スキル自体のレベルも上がっていく。
第2部第1話より、
「初級属性魔法と不死王の手、片手剣修練は、使用頻度が高いからか、スキルレベルはそれぞれ、レベル11、9、10に。
潜伏、敵感知、窃盗スキルはスキルレベルが5まで上がった。」
はじまりの街の近くの城に魔王軍の幹部(ベルディア)が引っ越してきた時の話の流れは、原作(Web版)の方が自然。
魔王軍幹部が討伐されるまで他のクエストを受注して資金を稼ぐことが禁じられ、その腹いせに古城に爆裂魔法を打ち込む。(魔王の幹部が住んでいると知りつつ。文庫版では知らない、というか幹部が住んでいるとは認識してない。)
魔王軍幹部のデュラハン(ベルディア)のセリフも文庫版とWeb版とで異なる。
Web版の方が少しアホっぽい。
怒って思わず自分の頭を地面に叩きつけようとしてしまうこともある。
Web版ではデュラハン(ベルディア)の首を盗むのはクリス。
ベルディア戦で背負う借金は、古城の崩壊によるものであって、アクアの水の魔法によるものではない。
Web版は、生理がどうの、AVがどうのといった下品な会話が多い。
カズマが死んでいる時、めぐみんがするイタズラもWeb版の方が酷い。
夢精の心配もある。
機動要塞デストロイヤーの動力源であるコロナタイトを捨ててくる場所は「火口」。
第4部第5話のウィズのセリフ、テレポート先について、「…、これは強敵を問答無用で倒す為の、私の切り札の一つなのですが……。最後の一つの移動先を、火山の火口の真上に固定してあります。」
領主アルダープ関連の話が大分違う。
裁判は無い。
Web版では、ミツルギ、ゆんゆんがバニルと戦う。
なろう版第3部16話の終わりより、
「…
三部はダクネス編なので、現在彼女がメインヒロインみたく目立っております。
四部がめぐみん編。
五部のアクア編で完結を予定。
」
紅魔族ローブの機能の説明はWeb版にしか載ってない。
Web版では、紅魔族ローブが破損したために紅魔の里へ向かうことになる。
紅魔族はローブを着てないと魔力が篭って爆発するという設定であった。
文庫版では里から「父危篤」(?要確認)の手紙が来る。
めぐみんの下着の色は、Web版も文庫版(の挿絵)も同じ。
Web版第4部第4話によると「紅魔族は黒を好む」らしい。
Web版第4部第21話では、ブラも黒。(紅魔の里でカズマに胸を見せるために外す。)
エルフとドワーフの客引きが出てくるのは、Web版では温泉街ドリス、文庫版ではアルカンレティア。
Web版では、アクアが女神であることはアルカンレティアに着いてすぐにバレる。
嘘発見器を使った取り調べを受けるのは、紅魔の里へ行く途中の温泉街ドリスにて。
紅魔の里で魔王軍幹部(シルビア)がパワーアップするのは、Web版では「モンスターに食わせると魔法抵抗力が劇的に下がり、副作用として防御力が劇的に上昇するという罠餌」を取り込んだため。
このアイテムは、アクセルの街のウィズの店で買ったもの。
文庫版だと別の理由で強くなる。
魔法がほとんど効かなくなるのは同じ。
Web版では、魔王軍幹部シルビアは紅魔族の「そけっと」を取り込んでいる。
そけっとは分離・救出される。
シルビアは戦闘後、紅魔族によって分解され(吸収していた人を取り出され)、おそらくはオークの住処に転送される。
Web版では王女(アイリス)に兄弟はいない。
アイリス関連のエピソードの大部分は文庫版で追加されたもの。
縄張り争いをしているグリフォン、マンティコアと戦うのは、魔王の城へ行く途中。
原作(Web版)では、アクシズ教徒は死後、「アクア様の管理している世界」である「ニホン」という楽園に転生できるとされている。
中島大介の「ブログ歴17年のプロが教える売れる文章術 ブログライティングの教科書」を読んだ。
勉強になるところがそこそこあった。
--------------------
6頁7頁、16頁など、ブログには自分の好きなことを書くのではなく、「読者の悩みを解決する役立つ記事を書く」。
21頁、33頁〜、119頁〜、「検索意図」についての詳しい説明。
37頁〜、競合調査のやり方。
☆文章表現のアドヴァイスや例示が豊富でわかりやすい。
106頁107頁、宣伝しづらい商品は宣伝しない。Unique Selling Propositionを作るのはメーカーの仕事。ブロガーの仕事は良い商品を紹介することであり、売れない商品を無理矢理売ることではない。
--------------------
題名:「ブログ歴17年のプロが教える売れる文章術 ブログライティングの教科書」
著者:中島大介
出版:朝日新聞出版
令和4年11月30日第1刷