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藤田田の「ユダヤの商法」は、どこにでもよくある極普通の自己啓発本である。
事実ではないこと、再現可能性の無いことがたくさん書かれている。
藤田田は言行が一致してない。
女性向けの商売や飲食業をススメているが、藤田田はそのどちらでもないビジネスを多数手がけている。
本書をよく読むと、藤田田は、自分の商売が危ない時にアメリカの大統領に手紙を送ることはできるけれども、日本が危ない時に大蔵省に連絡を取ることはできない人らしい。
有斐閣 S シリーズの商法I(2019年版)の感想。
初学者でも読みきれた。
・記述は簡潔だが、情報の密度は高い。
・削除済みの条文や旧い条文の頭に「旧」などの文字が無く、調べてみたら削除済みだったということが良くある。
・判例を紹介する際に判例百選の事件番号が書いてあって助かるが、2023年現在の最新の判例百選のものではなく、一つ前の百選を参照している。
・会社法への言及が多く、会社法の勉強にもなった。
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題名:「商法I 総則・商行為(第6版)」
著者:落合誠一・大塚龍児・山下友信
出版:有斐閣
2019年3月30日第6版第1刷
文章は平易でスラスラ読めるけれども、「これから説明する事柄は民法全体の中のどこに位置づけられるのか」みたいな前置きが長く、初心者にはわかりにくいところもある。
判例を紹介する時、判例百選に載っているものには百選の事件番号が付けてある。
調べるのが楽で良い。
内田貴の本に比べると、説明は詳しくない。
大村敦志の教科書は民法改正に対応している。