忍者ブログ

17復号

新聞・テレビ・ネットなどを見る。

英国人の聖書が「新聞」だという観察

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

コメント

ただいまコメントを受けつけておりません。

英国人の聖書が「新聞」だという観察

ガンディー氏が書いた「真の独立への道」を読んだ。以下は、そのメモ。

####################

書籍名:「真の独立への道」(ヒンド・スワラージ)
著者名:モーハンダース・カラムチャンド・ガーンディー
翻訳者:田中敏雄
出版:岩波文庫
2001年9月14日第1刷

####################

35頁より引用、「イギリスの選挙人の聖書は新聞になってしまっています。選挙人はその新聞で自分の意見を決めます。新聞は不正直なものです。」

38頁より引用、「私たちが読むものはなんでも文明の擁護者たちの書いたものです。」

★ガンディー氏は、メディアによってインド人が惑わされることを警戒している。

43〜46頁、ガンディー氏は、英国人がインド人を支配しているのではなく、インド人が銀に誘惑されて、英国人に支配させていると見た。

49頁より引用、「〜、インドはイギリス人にではなく、近代文明に踏みにじられているのです。」

150頁より引用、「私がいったことすべては、イギリス人への敵意からではなく、イギリス人の文明への敵意からいっているのです。」

★敵は英国人ではなく、近代文明であり、インド人自身が行動を変えなければならない。

66頁より引用、「イギリス人たちには歴史を書く癖があります。」

70〜75頁、植民地における法廷、判事、弁護士。支配者はどのように法廷を用いるのか。

76〜77頁、植民地における医療。貴族の身内を助けて対価を得る。医療による支配。

105頁より引用、「「一つの拒絶は三十六の病いを治す」」

★はっきり拒絶する勇気。

107頁〜、サッティヤーグラハについて。

113頁、不正な法律を遵守するのは男らしくない。

123〜126頁、識字教育について。

★ガンディー氏は、マスメディア等によって大衆が洗脳されてしまうことを恐れ、一般人に読み書きを教える必要はないと考えていた。

####################

 薄いけれども、読み応えのある本だった。


PR

コメント

最新記事

(12/03)
(11/29)
(11/21)
(11/04)
(10/31)
(10/30)
(10/28)
(10/06)
(10/01)
(09/12)
(09/11)
(08/28)
(08/20)
(08/13)
(07/06)
(06/14)
(06/09)
(05/02)
(04/21)
(04/08)
(03/30)
(03/27)
(03/24)
(02/29)
(02/02)

広告

最新コメント

[12/18 NONAME]
[11/29 NONAME]
[11/17 NONAME]
[11/16 NONAME]
[11/15 NONAME]