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ガンディー氏が書いた「真の独立への道」を読んだ。以下は、そのメモ。
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書籍名:「真の独立への道」(ヒンド・スワラージ)
著者名:モーハンダース・カラムチャンド・ガーンディー
翻訳者:田中敏雄
出版:岩波文庫
2001年9月14日第1刷
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35頁より引用、「イギリスの選挙人の聖書は新聞になってしまっています。選挙人はその新聞で自分の意見を決めます。新聞は不正直なものです。」
38頁より引用、「私たちが読むものはなんでも文明の擁護者たちの書いたものです。」
★ガンディー氏は、メディアによってインド人が惑わされることを警戒している。
43〜46頁、ガンディー氏は、英国人がインド人を支配しているのではなく、インド人が銀に誘惑されて、英国人に支配させていると見た。
49頁より引用、「〜、インドはイギリス人にではなく、近代文明に踏みにじられているのです。」
150頁より引用、「私がいったことすべては、イギリス人への敵意からではなく、イギリス人の文明への敵意からいっているのです。」
★敵は英国人ではなく、近代文明であり、インド人自身が行動を変えなければならない。
66頁より引用、「イギリス人たちには歴史を書く癖があります。」
70〜75頁、植民地における法廷、判事、弁護士。支配者はどのように法廷を用いるのか。
76〜77頁、植民地における医療。貴族の身内を助けて対価を得る。医療による支配。
105頁より引用、「「一つの拒絶は三十六の病いを治す」」
★はっきり拒絶する勇気。
107頁〜、サッティヤーグラハについて。
113頁、不正な法律を遵守するのは男らしくない。
123〜126頁、識字教育について。
★ガンディー氏は、マスメディア等によって大衆が洗脳されてしまうことを恐れ、一般人に読み書きを教える必要はないと考えていた。
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薄いけれども、読み応えのある本だった。