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論語を読んでみようと思って、加地伸行氏の「論語」(講談社学術文庫)を買った。註が欲しいところに註がなく、註がなくても理解るところに註がある本だった。
1冊読んだだけではよく理解らなかったので、書店で別の人の本を探した。講談社学術文庫の「論語」には、宇野哲人氏の「論語新釈」もあることを知り、これを買う。
宇野氏の論語に付いてる註釈は、朱子の「論語集註」の説によっているらしく、量も多いし、昔の人の世界も何となく味わえて良かった。
太田龍氏が書いた「ユダヤの謀略 世界革命運動の秘密」を読んだ。以下はそのメモ。
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書籍名:「ユダヤの謀略 世界革命運動の秘密」
著者名:太田龍
出版社:泰流社
1995年発行
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【全体】
本書は、アメリカで出版されているユダヤ批判本の数々を日本人に紹介する本である。
〇〇という人が書いた●●という本には〜〜と書いてある、日本人はこれを知っているのだろうか〜〜、という感じの話が多い。
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【紹介された本・人】
ジョン・コールマン
「我々はクレムリンの召使いである」「イエズス会の世界的顛覆活動」「ウォール街と、世界革命に於けるその役割」「英国諜報部へのソ連の浸透ーーロジャー・ホリス卿」など
ユースタス・マリンズ
「新ユダヤ史」「カナンの呪いーー歴史の悪魔学」「世界権力ーー我々の秘密の支配者たち」など
アン・ウィルソン「パブロフの子供たち」1994年…アメリカで進められる教育改革の正体。
マラキ・マーチン「イエズス会士」1987年…元イエズス会士の作。1960年頃からローマ法王庁とイエズス会の戦いが激化。
エマニュエル・M・ジョセフソン「連邦準備銀行の陰謀とロックフェラー」…イエズス会、バチカン、ロスチャイルド…ヴェロナ条約について。
ウィリアム・ギー・カー「ポーン・イン・ザ・ゲーム」(将棋の駒の意)…1773年のフランクフルト会議で披露された世界革命綱領。
ヘンリー・H・クライン「一人のユダヤ人がユダヤの世界的陰謀を暴露する」1946年、小冊子…旧約聖書を信じるユダヤ人が、タルムードに従うユダヤ指導部を批判。
「Brain - Washing」…米国共産党の幹部教育用の秘密教科書。
J.E.コナー「キリストはユダヤ人ではなかった」1936年
「沈黙の兵器 第三次世界大戦のための戦闘手引き書」1979年、邦訳1993年。
スチュアート・カハン「クレムリンの狼」…スターリンはユダヤのカガノヴィッチの囚人であった。
「誰がアメリカに奴隷をもたらしたか(Who Brought th Slaves to America?)」1968年、作者不明、ユダヤと黒人奴隷。
アーノルド・S・リース「ユダヤの宗教儀式殺人」1938年、小冊子(57頁ほど)。
イツヴァン・バコニー「Jewish Fifth Column in Japan」1980年?、小冊子(23頁ほど)…日本に於けるユダヤの第五列。第五列はスパイ網の意。
ウィリアム・R・パブストWilliam R.Pabst「Concentration Camp Plans For U.S. Citizens」1979年…米国市民を対象とした集中強制収容所計画。
ジュリアン・ウィリアムズ「The World Council of Churches - Architects of A One-World Church」1968年…世界教会、「単一世界」の教会の建築者。
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【メモ】
15頁、アダム・ヴァイスハウプトについて。
15、16頁、アウレリオ・ペッチェイについて。
21頁、イルミナティの5つの行動目標。
(1)家族の破壊
(2)私有財産の破壊
(3)宗教の破壊[ユダヤ教以外]
(4)民族の破壊
(5)愛国心の破壊。
40頁〜、フェビアン社会主義について。
45頁、米国フェビアン社会主義者の目標。
(1)宗教、特にキリスト教の廃絶
(2)民族的プライドの廃絶
(3)愛国心の廃絶
(4)米国連邦及び州の憲法の廃絶
(5)累進所得税への反対の廃絶
(6)貿易障壁の廃絶。
55頁、「リバティー」の意味の変化。「専制・奴隷制からの解放」という意味から「民族秩序の破壊」の意に変わる。
59、60頁、フェミニズム、男女間戦争の法律化・制度化。夫と妻の戦争、親と子の戦争、男と女の戦争、女が男を告発し弾劾する果てしない闘争、女の我利我欲我執を無際限に肥大化させる云々。
68頁〜、解放の神学。
(1)教会は「神の人民(People of God)」と成る
(2)罪は、個人の罪ではなく、資本主義の不正と抑圧である
(3)聖処女マリアは、資本主義の打倒を目指す革命的人民全ての母である
(4)神の王国は、資本主義的搾取を廃絶した社会主義国家のことである
(5)僧侶は、社会主義のために闘う職業革命家と成る
(6)解放の神学の実践は階級闘争である
(7)イエス・キリストとは、資本主義に抑圧された人民全体を意味する
(8)人民こそ宗教的権威の主体と成る。
82頁〜、世界教会評議会(World Church Council)について。
116頁〜、フランクフルト会議、25箇条の「世界革命綱領」。要約。
(1)人間は暴力とテロリズムによってのみ統括され得る。
(2)自由主義を流布させて、権力を我等の手中に収める準備とする。
(3)自由の思想を階級間の戦争に発展させる。
(4)目的のためにいかなる手段を使うことも正当化される。
(5)我々にとって正義とは力である。
(6)目的達成の瞬間まで、我々の力は不可視のものでなければならない。
(7)大衆を統御するために、群衆心理を利用すべし。
(8)アルコール飲料、麻薬、道徳的頽廃、その他すべての型の悪を大衆に注入せよ。
(9)あらゆる手段で(他人の、他民族の)財産を収奪せよ。
(10)自由、平等、博愛のスローガンで大衆を欺瞞せよ。
(11)諸民族を互いに際限のない戦争に引きずり込め。
(12)各国政府の主要な地位に、我々に従順な人間を着けよ。
(13)プロパガンダ(宣伝)が重要である。
(14)必要とあれば我々の工作員を処刑して、我々が秩序回復の救い主として登場する。
(15)経済的好況と恐慌を演出し、暴民をして我々の邪魔者を一掃させる。
(16)大陸(ヨーロッパ)内のフリーメーソンに浸透せよ。
(17)組織的な欺瞞の技術を発展させよ。
(18)革命戦争のための詳細な計画。
(19)欺瞞の外交技術の必要。
(20)究極の世界政府が目標である。この目標に到達するためには、莫大な独占が必要とされる。
(21)ゴイムの財産を収奪するための経済戦争の計画。
(22)ゴイムを互いに破壊させるための準備を構築せよ。
(23)新秩序。単一世界政府の要員は、指揮者によって指名される。
(24)青年、若年を虜にすることは重要である。
(25)各国法と国際法は、ゴイムの文明を破壊するために利用されねばならない。
136頁〜、サイコポリティクスについて。141頁「「敵の文化の中に、最大限の混乱を生ぜしめることは、我々の、最初の、そして最も重要な一歩である(〜〜)」」
139〜141頁、日本の左翼。
233頁〜、〜〜ism、〜〜ist、〜〜主義、〜〜主義者が非日本的・反日本的だという直観。
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ガンディー氏が書いた「真の独立への道」を読んだ。以下は、そのメモ。
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書籍名:「真の独立への道」(ヒンド・スワラージ)
著者名:モーハンダース・カラムチャンド・ガーンディー
翻訳者:田中敏雄
出版:岩波文庫
2001年9月14日第1刷
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35頁より引用、「イギリスの選挙人の聖書は新聞になってしまっています。選挙人はその新聞で自分の意見を決めます。新聞は不正直なものです。」
38頁より引用、「私たちが読むものはなんでも文明の擁護者たちの書いたものです。」
★ガンディー氏は、メディアによってインド人が惑わされることを警戒している。
43〜46頁、ガンディー氏は、英国人がインド人を支配しているのではなく、インド人が銀に誘惑されて、英国人に支配させていると見た。
49頁より引用、「〜、インドはイギリス人にではなく、近代文明に踏みにじられているのです。」
150頁より引用、「私がいったことすべては、イギリス人への敵意からではなく、イギリス人の文明への敵意からいっているのです。」
★敵は英国人ではなく、近代文明であり、インド人自身が行動を変えなければならない。
66頁より引用、「イギリス人たちには歴史を書く癖があります。」
70〜75頁、植民地における法廷、判事、弁護士。支配者はどのように法廷を用いるのか。
76〜77頁、植民地における医療。貴族の身内を助けて対価を得る。医療による支配。
105頁より引用、「「一つの拒絶は三十六の病いを治す」」
★はっきり拒絶する勇気。
107頁〜、サッティヤーグラハについて。
113頁、不正な法律を遵守するのは男らしくない。
123〜126頁、識字教育について。
★ガンディー氏は、マスメディア等によって大衆が洗脳されてしまうことを恐れ、一般人に読み書きを教える必要はないと考えていた。
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薄いけれども、読み応えのある本だった。