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書籍名:「NY(ニューヨーク) ブックピープル物語 ベストセラーたちと私の4000日」
著者:浅川港
発行:NTT出版
2007年(平成19年)5月24日初版第1刷
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この本を読んで、アメリカの出版業界の雰囲気を知ることができた。
本書には、出版社と著者の間に入るエージェントの役割がどのようなものなのか、詳しく書かれている。また、新聞雑誌の書評欄や書評専門の書評誌等を利用した広告についての話も参考になった。
アメリカの出版社は、書籍発売の半年前から、書評用の仮製本を書評家、書評専門誌、新聞、雑誌、書店等に送付しなくてはならないらしい。書評や記事として取り上げてもらって、認知度を高めることが目的のようだ。
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日本でも、出版前の書籍を配って、書評執筆と宣伝を依頼することは昔からあったであろうが、書籍の配布先はアメリカほど広範囲ではなかったはず。ところが、最近はインターネットによって「注目」が分散している所為か、書籍の配布先が「一般人」にまで広がってきている。
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AmazonVineは、米国の仮製本配布・書評システムのインターネット版と言える。
日本においてAmazonVineが書籍宣伝の面であまり上手く機能していないのは、日本の出版社がアメリカ型の書評システムに慣れていないからかもしれない。
「真樹日佐夫の百花繚乱交遊録」では、有名人百人との交遊の思い出が語られている。一人につき三〜四頁。本書の目次に倣って、登場人物全員を以下に挙げる。
「うちのお寺は真言宗」
双葉社
1997年7月15日第1刷
2012年7月10日第23刷
総監修・藤井正雄
祖母が永眠した時に、葬式の作法等を知りたいと思って書籍を数点購入。本書もその中の一冊だった。
本書は第6章にて「真言宗の仏事作法・行事」を扱っている。「葬儀のしきたり」に関する記述は6ページ程度。葬儀の流れは分かったが、弔辞の中身をどうするかなどの細かい部分は書かれていなかった。真言宗と関係ないからか・・・。
本書中には他にも、真言宗の歴史や真言宗の教えの概略、名僧・名刹の紹介など、興味深い話がたくさん載っている。金の無駄ではなかった。インターネットよりよく纏まってる。
実家の仏壇・墓をどうするか。「また、個人墓を整理して家墓にしたり、故郷から離れて暮らしているため、お墓を近くに移したいなどの理由から改葬することがある」(本書213頁)。どうするか。